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Carrierは、東芝とVRF(最適冷媒制御)及びHVAC(暖房・換気・空調)グローバル事業買収のための契約を締結

急成長中のグローバルVRF及び小型商用HVACにおけるCarrierの売上倍増が見込まれる戦略的買収により、お客様の脱炭素化への取り組みをサポート

パームビーチガーデンズ(米フロリダ州)2022年2月6日— 堅実で安全、持続可能かつインテリジェントな、ビル用及びコールドチェーン用ソリューションを提供するグローバルリーダーであるCarrier Global Corporation(NYSE: CARR)は6日、Carrierとの合弁会社であり、最適冷媒制御(VRF)及び小型商用HVACシステムを事業とする東芝キヤリア株式会社(TCC)の東芝保有株を株式会社東芝(東証: 6502)から買収するため、法的拘束力のある契約書に調印した。この買収が実現すれば、有力なブランドを製品ラインナップに加えるとともにトップクラスの差別化された技術によって世界的なVRF製品プラットフォームを拡大できるだけでなく、最も急成長中のHVAC部門の一分野におけるCarrierの地位の強化も見込まれる。.

1999年に設立されたTCCの事業内容は、家庭用エアコン、コンプレッサ、ヒートポンプ給湯機に加え、独自のインバータ技術を用いた柔軟でエネルギー効率の高い高性能VRF及び小型商用HVACの設計・製造である。VRFは一般的に全電動かつ高効率なシステムにより高性能な暖房及び冷却を実現し、2030年までに当社のお客様の二酸化炭素排出量を1ギガトン以上削減するというCarrierの持続可能性目標に沿うものとなっている。

Carrierによる買収の内容には、TCCのすべての先進研究開発センター及び世界中の製造拠点、優秀な製品パイプラインの取得、並びに高く評価され象徴的な東芝ブランドの長期的な使用権も含まれている。

Carrierのデーブ・ギトリン社長兼最高経営責任者(CEO)は「我々は世界的なVRF、小型商用、ヒートポンプの各部門において大きな成長可能性を見出しており、今回の戦略的買収を通じて当社事業の拡大の機会が得られることを喜ばしく思う。TCCの研究開発実績、専門知識、世界的なブランド力及び有能な人材の参画で、Carrierのマルチブランドチャネル戦略に大きく貢献してくれることを期待している。我々は、お客様の環境目標達成の実現を手助けする、補完的で高性能かつ持続可能なソリューションを提供するのを楽しみにしている。」と述べた。

VRF及び小型商用製品の世界市場は空調設備部門において最も急成長している。買収完了時にはCarrierの当該部門の売り上げは2倍以上となり、VRFのトップ企業としての立場を確立することが見込まれている。

株式会社東芝の綱川智代表執行役社長CEOは「TCC従業員がCarrierの一員として、比類なきグローバル展開力、強固な販売代理店ネットワーク及び共有してきたイノベーションの歴史の恩恵を受けて、東芝の空調事業の成長と革新を担い続けることを喜ばしく思う。これは投資家、お客様、従業員にとって価値を高める機会である」と述べた。

Carrierは近年、中国を拠点とする、VRF及び小型商用エアコンを含む高品質な製品ポートフォリオを提供する空調製品製造企業のGuangdong Giweeグループも買収しており、今回の発表により同事業がさらに強化されることになる。Carrierの既存のパートナーシップと相まって、今回の買収は、Carrierを世界の冷暖房の持続可能性の変革をリードする立場に位置付け、高効率で全電動の製品群を拡張することによりCarrierの革新的かつ環境に配慮したソリューションのポートフォリオを強化することになる。 また、今回の買収は、製品拡充の機会を増やし、営業地域拡大へのコミットメントを実現すると同時に、成長投資に対するCarrierのコミットメントの表れでもある。加えて、CarrierのHVAC合弁事業の構造単純化に向けた継続的な取り組みへの一歩でもある。

また、今回の買収は、製品拡充の機会を増やし、営業地域拡大へのコミットメントを実現すると同時に、成長投資に対するCarrierのコミットメントの表れでもある。加えて、CarrierのHVAC合弁事業の構造単純化に向けた継続的な取り組みへの一歩でもある。

今回の買収は、規制当局の承認など通常のクロージング条件を満たす必要があるが、第3四半期末までに完了する見込みである。買収完了後は、東芝が保有するTCCの持ち株割合は5%となり、Carrierは単独で20億ドルを超える売上を連結計上することになる。

Carrierは、2月8日(火)午前8時30分に予定されている業績発表の際に、本件に関する追加情報の提供を予定している。

Carrierについて
Carrier Global Corporationは、堅実で安全、持続可能かつインテリジェントな、ビル用及びコールドチェーン用ソリューションを提供するグローバルリーダーとして、次の世代のために世界をより安全で持続可能、そしてより快適なものにすることに取り組んでいる。創業当初から、当社は、新しい技術やまったく新しい産業の開拓をリードしてきた。当社は、お客様第一主義を掲げる世界トップクラスの多様な人材を有し、今日も業界をリードし続けている。詳細は、www.Corporate.Carrier.comを参照するか、ソーシャルメディアで@Carrierのフォローをされたい。

取材問い合わせ先

Ashley Barrie


860-416-3657


[email protected]



投資家問い合わせ先

Sam Pearlstein


561-365-2251


[email protected]

CARR-IR

注記事項
本資料の記述のうち、過去又は現在の事実でないものについては、証券法上の「将来予想に関する記述」を含む。これらの将来予想に関する記述は、現時点で妥当と判断される前提に基づいて、Carrierの将来の営業成績及び財務成績に関する経営陣の現在の予想又は計画を示すことを意図している。将来予想に関する記述は、将来の営業成績若しくは財務成績又はUnited Technologies Corporation(その後Raytheon Technologies Corporationに名称を変更している。)からの分割(以下「分割」という。)についての協議に関連する、「信じる」、「期待する」、「期待」、「計画」、「戦略」、「見通し」、「見込む」、「予測する」、「目標とする」、「予想する」、「であろう」、「すべきである」、「考える」、「指針」、「展望」、「確信して」、「シナリオ」及びこれらと類似の意味を有する他の言葉の使用から識別可能である。将来の見通しに関する記述には、とりわけ、Carrierの将来の売上、利益、キャッシュフロー、経営成績、現金の使途、自己株式の取得、税率その他の財務業績に関する指標若しくは将来の計画、戦略又は取引の可能性に関する記述、分割に関連する見込み費用に関する記述、Carrierの負債に関する計画及び過去に起きた事実ではないその他の記述が含まれることがある。すべての将来予想に関する記述には、リスク、不確実性及びその他の要因が含まれており、これらの要因によって、実際の業績が、将来予想に関する記述に明示又は黙示的に示されたものと大幅に異なる結果となる可能性がある。将来の見通しに関する記述に記載されたものと実際の業績が大幅に異なる結果を生じさせる可能性のある要因の特定に関する追加情報については、米国証券取引委員会に随時提出又は提供される、Form 10-K、10-Q及び8-KによるCarrierの報告書を参照されたい。将来予想に関する記述は、あくまで当該記述がなされた日時点のものであり、適用法令の規定により求められる場合を除き、Carrierは新たな情報、将来の事象、その他の結果としてこれらの記述を更新又は改訂する義務を負わない。

SOURCE Carrier Global Corporation

Toshiba Carrier Corporation (TCC), variable refrigerant flow (VRF), Toshiba Corporation’s (TOKYO: 6502),  Carrier Global Corporation (NYSE: CARR), light commercial HVAC, environmentally responsible solutions, sustainability transformation